Yourubeにアップされていた、バイナリー手法をFX自動売買化して検証してみました。
手法の詳細についてはこちらの動画をご覧ください。
使用するインジケーター
➊ 移動平均線
➋ RSI
一般的には移動平均線はMT4のメインチャートに表示させるのですが、こちらの手法は
サブチャートにRSIと重ねて同一のサブチャートに表示します。
なお、長期足のトレンド状態を判定するために「億スキャFX」のマルチタイムスコープを使用します。
エントリールール
エントリーパターンをご案内します。手法はとてもシンプルです。
億スキャタイムスコープで長期足の環境を行い、トレンド方向にエントリーを行います。
買いパターン
➊ 億スキャマルチタイムスコープが赤色であること(複数パターンを検証)
➋ 直近のRSIが上向きであること
➌ RSIが移動平均線を下から上にクロス
売りパターン
❶ 億スキャマルチタイムスコープが青色であること(複数パターンを検証)
➋ 直近のRSIが下向きであること
➌ RSIが移動平均線を上から下にクロス
チャートで表すとこのような感じになります。
条件一致を教えてくれる、自家製サインインジケーターを作成してみました。
条件一致で「矢印サイン」と「アラート&メール機能」を装備しています。
果たしてFXで通用するかをEA化して検証してみます。
決済ルール
バイナリーではなく、FXでの検証ですので、利確は5pips~50pipに設定しました。
損切はありません。
その他ルール
同一方向へのエントリーは単発トレードです。両建てはありません。
エントリー後、相場が逆行したらナンピンをします。
ナンピンはマーチンではなく、定額ロットでのナンピンです。
EA検証の内容です
上記の手法をEA化してバックテストを行いました。
ロジックパターンは40種類、テスト時間足は4種類、テスト通貨は13種類です。
合計2,560通りのバックテストを行いました。
ブローカー:XM
期間:2019.11.1~2020.11.30
売買ロット数:0.1ロット
初期証拠金:10,000㌦
通貨:全13通貨
AUDJPY、AUDUSD、CADJPY、CHFJPY、EURJPY、EURUSD、GBPJPY、
GBPUSD、NZDJPY、NZDUSD、USDCAD、USDCHF、USDJPY
時間足:5分足、15分足、30分足、1時間足
スプレッド:0.5pips
バックテストに費やした時間:約2日
好調だったEAは
億スキャFXマルチタイムスコープの4時間足と日足を組み込んだ、
EA名:EASaijo_RSI_MA12でした。
RSIと移動平均線のクロスの発生頻度はかなり多いため、エントリー回数も多めのEAとなりました。
時間足、通貨別の成績一覧です
AUD系、NZD系以外の通貨は非常に成績が良かったです。プロフィットファクターは2.0以上が大半です。
3.0以上も多数あります。

『良』PF1.5以上⇒お勧めできる時間足、通貨です。
『可』PF1.0以上⇒そこそこお勧めできる時間足、通貨です。
『不可』PF1.0未満⇒お勧めできません。使用不可の時間足、通貨です。
プロフィットファクターのトップ10位です

利益額のトップ10位です

XMはレバレッジは888倍ですので、資金に見合ったロット数であれば、多少の損失で口座が破綻することはありません。 万一、口座が破綻した場合は、投入した資金のみの損失となります。 海外口座でしたら国内口座のように追証もありません。 国内口座で破綻した時は追証がありますので、口座破綻+追証のWパンチになります。
テスターリポートの一部です
時間短縮のため「コントロールポイント」で実施しています。
自動売買EAのパラメーター
各種パラメーターが変更できますので、オリジナルのEA設定が作成できます。
こちらのEAは基本損切はせず、相場が逆行した場合はナンピンを行い、微益で逃げるタイプです。
もし、ナンピンがNGという方にはナンピンを停止して損切を行う手法に変更できます。
EAのパラメーターでナンピンOFF機能付きです。
パラメーターでは利確値、ナンピン値幅、ナンピン回数は自由に変更が可能です。
サインインジケーター
裁量トレードにはサインインジケーターが活躍します。条件が確定した次のレート値で矢印サインは点灯します。
矢印サインはリペイントしませんので、安心したトレードが可能となります。
サインインジケーターのパラメーター設定

※実際のリアルトレードでは利益が出ることを保証するものではありません。