億スキャFXとゲイトレーダーよっし~の『単発勝率89%!プロがひた隠した1分足専用手法』をEAで検証してみた
Yourubeにアップされていた、バイナリー手法をEA化して検証してみました。
手法の詳細ついてはこちらの動画をご覧ください。
使用するインジケーター
➊ ボリンジャーバンド
➋ 一目均衡表
➌ 億スキャFXマルチタイムスコープ
エントリールール
買いパターン
➊ 億スキャマルチタイムスコープが赤色であること(複数パターンを検証)
➋ 一目均衡表が上昇中であること
➌ レート始値が一目均衡表の雲の上にあること
➍ レート始値と一目均衡表の間が10pips以上開いていること
➎ 一目均衡表の雲の厚みが10pips以上あること
❻ 一目均衡表の遅行スパンがボリンジャーバンド+3σを下から上に抜けた
一目均衡表を使用する場合、雲の厚さが大きいほど強いトレンドが出ています。
その為、今回の手法には雲の厚みを条件に取り入れています。
売りパターン
➊ 億スキャマルチタイムスコープが青色であること(複数パターンを検証)
➋ 一目均衡表が下降中であること
➌ レート始値が一目均衡表の雲の下にあること
➍ レート始値と一目均衡表の間が10pips以上開いていること
➎ 一目均衡表の雲の厚みが10pips以上あること
❻ 一目均衡表の遅行スパンがボリンジャーバンド-3σを上から下に抜けた
遅行スパンについてカンタンに説明しておきます。
「一目均衡表」には「転換線」「基準線」「先行スパン1」「先行スパン2」「遅行スパン(遅行線)」の5つの線と「雲」で構成されいます。
「遅行スパン」とは当日の終値を26日前にさかのぼってチャートに描画するラインとなります。
こちらが一目均衡表から遅行スパンだけを描画したものになります。現在のローソク足の26本前と同じ価格に描かれるラインです。
一般的には遅行スパンがローソク足を上抜けたら買い目線で遅行スパンがローソク足を下抜けしたら売り目線として使用されることが多いです。
今回の手法は遅行スパンがボリンジャーバンド+3σを上抜けたら買いエントリーとなります。
長期足の環境認識として「億スキャFXのマルチタイムスコープ」を使用します。
買いのイメージです
売りのイメージです
条件一致を教えてくれる、自家製サインインジケーターを作成してみました。
条件一致で「矢印サイン」と「アラート&メール機能」を装備しています。
果たしてFXで通用するかをEA化して検証してみます。
決済ルール
バイナリーではなく、FXでの検証ですので、利確は5pips~50pipに設定しました。
損切はありません。
その他ルール
同一方向へのエントリーは単発トレードです。
エントリー条件が多いため、エントリー回数が少なくなることが想定されるため、両建ては有りにしています。
エントリー後、相場が逆行したらナンピンをします。ナンピンはマーチンではなく、定額ロットでのナンピンです。
EA検証内容
上記の手法をEA化してバックテストを行いました。
ロジックパターンは30種類、テスト時間足は4種類、テスト通貨は13種類です。
合計1,560通りのバックテストを行いました。
ブローカー:XM
期間:2019.12.1~2020.12.31 売買ロット数:0.1ロット 初期証拠金:10,000㌦ 通貨:全13通貨
AUDJPY、AUDUSD、CADJPY、CHFJPY、EURJPY、EURUSD、GBPJPY、
GBPUSD、NZDJPY、NZDUSD、USDCAD、USDCHF、USDJPY 時間足:5分足、15分足、30分足、1時間足 スプレッド:0.5pips バックテストに費やした時間:約2日
好調だったEAは
『億スキャFXマルチタイムスコープ』には1時間足、4時間足、日足のトレンドを判定するインジケーターが3本ありますが、
今回のバックテストでは「億スキャタイムスコープD1」のみを使用したEAが最も成績がよかったです。
時間足、通貨別の成績一覧です
飛び乗り系のエントリー手法ですが、PF2.0以上が多く非常に好成績な結果でした。
パット見わかりやすいように、PF実績でランク付けしています。
『優』PF 2.0以上⇒最もお勧めできる時間足、通貨です。
『良』PF1.5以上⇒お勧めできる時間足、通貨です。
『可』PF1.0以上⇒そこそこお勧めできる時間足、通貨です。
『不可』PF1.0未満⇒お勧めできません。使用不可の時間足、通貨です。
プロフィットファクターのトップ10位です
利益額のトップ10位です
テスターリポートの一部です
時間短縮のため「コントロールポイント」で実施しています。
自動売買EAのパラメーター
各種パラメーターが変更できますので、オリジナルのEA設定が作成できます。
こちらのEAは基本損切はせず、相場が逆行した場合はナンピンを行い、
微益で逃げるタイプです。もし、ナンピンがNGという方にはナンピンを停止して損切を行う手法に変更できます。
EAのパラメーターでナンピンOFF機能付きです。パラメーターでは利確値、ナンピン値幅、ナンピン回数は自由に変更が可能です。
サインインジケーター
裁量トレードにはサインインジケーターが活躍します。条件が確定した次のレート値で矢印サインは点灯します。
矢印サインはリペイントしませんので、安心したトレードが可能となります。
サインインジケーターのパラメーター設定
Alert_A・・・買いサイン発生時にアラート
Mail_A・・・買いサイン発生時にメールでお知らせ
Alert_B・・・売りサイン発生時にアラート
Mail_B・・・売りサイン発生時にメールでお知らせ
エントリーチャンスはスマホにメールが届きますので、チャートに張り付く必要はありませんね。
時間がない方はEAで、裁量派トレーダーの方はサインインジケーターでトレードを楽しむことができます。