Yourubeにアップされていた、バイナリー手法をFX自動売買化して検証してみました。
手法の詳細ついてはこちらの動画をご覧ください。
使用するインジケーター
➊ ボリンジャーバンド
➋ 一目均衡表
2つのインジケーターを使用します。
今回の手法のポイントは
※手法は逆張りです。
※一目均衡表は「転換線」しか使用しないようです。
※ボリバンのパラメーター設定が特殊です。
エントリールール
買いパターン
➊ レート終値が転換線より下にあること
➋ レート値は転換線より乖離していること
➌ レート終値がボリバン-2σがより下にあること
※➋のレート値は転換線より乖離という説明が微妙ですね。
EA作成には乖離の幅を数値で決めないといけないので、今回は勝手ながら「レート値と転換線の乖離は3pips以上」と定義しました。
売りパターン
➊ レート終値が転換線より上にあること
➋ レート値は転換線より乖離していること
➌ レート終値がボリバン+2σがより上にあること
チャートで表すとこのような感じになります。
条件一致を教えてくれる、カスタムサインインジケーターを作成してみました。
条件一致で「矢印サイン」と「アラート&メール機能」を装備しています。
果たしてFXで通用するかをEA化して検証してみます。
決済ルール
バイナリーではなく、FXでの検証ですので、一応利確は20~50pipに設定しました。
損切はありません。
その他ルール
同一方向へのエントリーは単発トレードです。両建てはありません。
エントリー後、相場が逆行したらナンピンをします。
ナンピンはマーチンではなく、定額ロットでのナンピンです。
EAの検証内容
上記の手法をEA化してバックテストを行いました。
ロジックパターンは4種類、テスト時間足は4種類、テスト通貨は13種類です。
合計203通りのバックテストを行いました。
ブローカー:XM
期間:2019.11.1~2020.11.30 売買ロット数:0.1ロット 初期証拠金:10,000㌦ 通貨:全13通貨
AUDJPY、AUDUSD、CADJPY、CHFJPY、EURJPY、EURUSD、GBPJPY、
GBPUSD、NZDJPY、NZDUSD、USDCAD、USDCHF、USDJPY 時間足:5分足、15分足、30分足、1時間足 スプレッド:0.5pips バックテストに費やした時間:約2日
EA検証結果は
EA名:EASaijo_BB_Ichi_1シリーズが成績がよかったです。
1はロジックパターンを表します。1の後ろの数値は利確値となります。
「EASaijo_BB_Ichi_1_20」の20は「利確20pips」
「EASaijo_BB_Ichi_1_20」の30は「利確30pips」という意味です。
時間足、通貨別の成績一覧です
なかなか厳しい結果でした。好調な通貨と不調な通貨の濃淡がはっきりとしています。
逆張り手法ですので、長期のトレンドが発生した時のエントリーはナンピン連発の状態ですね。
パット見わかりやすいように、PF実績でランク付けしています。
『優』PF 2.0以上⇒最もお勧めできる時間足、通貨です。
『良』PF1.5以上⇒お勧めできる時間足、通貨です。
『可』PF1.0以上⇒そこそこお勧めできる時間足、通貨です。
『不可』PF1.0未満⇒お勧めできません。使用不可の時間足、通貨です。
長期足の環境認識がない手法ですのでFXでは通用しないようですね。次回以降は長期足の環境認識を加えて検証してみたいと思います。
プロフィットファクターの成績順です
利益額の成績順です
なお、こちらEAはナンピンを多用するため、レバレッジが25倍の国内口座ではお勧めできません。
レバレッジが大きい海外口座でのご利用をお勧めします。それがFXで長く生き残るための必須条件です。
私はXMを長年利用しています。高レバで小ロット運用が最強の資金管理です。
XMはレバレッジは888倍ですので、資金に見合ったロット数であれば、多少の損失で口座が破綻することはありません。
万一、口座が破綻した場合は、投入した資金のみの損失となります。
海外口座でしたら国内口座のように追証もありません。
国内口座で破綻した時は追証がありますので、口座破綻+追証のWパンチになります。
バックテストの結果です
時間短縮のため「コントロールポイント」で実施しています。
自動売買EAのパラメーター
各種パラメーターが変更できますので、オリジナルのEA設定が作成できます。
こちらのEAは基本損切はせず、相場が逆行した場合はナンピンを行い、微益で逃げるタイプです。
もし、ナンピンがNGという方にはナンピンを停止して損切を行う手法に変更できます。
EAのパラメーターでナンピンOFF機能付きです。
パラメーターでは利確値、ナンピン値幅、ナンピン回数は自由に変更が可能です。
サインインジケーター
裁量トレードにはサインインジケーターが活躍します。
条件が確定した次のレート値で矢印サインは点灯します。
矢印サインはリペイントしませんので、安心したトレードが可能となります。
サインインジケーターのパラメーター設定
Alert_A・・・買いサイン発生時にアラート
Mail_A・・・買いサイン発生時にメールでお知らせ
Alert_B・・・売りサイン発生時にアラート
Mail_B・・・売りサイン発生時にメールでお知らせ
エントリーチャンスはスマホにメールが届きますので、チャートに張り付く必要はありませんね。
今回のロジックは長期足の環境認識がありませんので、長期足をチャートに表示させてトレンド方向へのトレードであれば勝てるかもしれません。
時間があれば、こちらのロジックに長期足の環境認識を加えたEAを検証してみたいと思います。
時間がない方はEAで、裁量派トレーダーの方はサインインジケーターでトレードを楽しむことができますね。
こちらで購入可能です
もしご希望の商品がない場合はメールにてご連絡ください。
taka.fx.ea2★gmail.com
★は@マークに変更してください。