ドラストFXと一目均衡表のコラボEA
ドラストFXは販売されて数年経過していますが、いまだに人気の商材です。
今回も久々にドラストFXのEAを検証してみました。
今回の検証で使用するインジケーターはこちら
❶ ドラストFXサインインジケーター
❷ 一目均衡表(4時間足又は日足用)
こちらの2つのインジケーターを組み合わせてEAを作成します。
手法のバリエーションについて
上位足の環境認識としては、一目均衡表を使用します。
エントリートリガーとしては。ドラストFXのサインインジケーターを使用します。
サインインジケーターは買いと売りのポイントで矢印が発生するツールです。
エントリーポイントでは、大矢印と小矢印の2種類がありますが、今回は小矢印をエントリーとして使用します。
こちらが今回の手法バリエーションになります。
長期足の環境認識では4時間足と日足の一目均衡表を使用します。
一目均衡表の雲の厚さをロジックに採用しています。4時間足と日足それぞれの雲の厚さをロジック毎で変化させており、
EAのロジックが多少多くなりました。
決済ルールについて
利確は5pips~40pipに設定しました。損切はありません。
その他ルールについて
同一方向へのエントリーは単発トレードです。両建ては無しです。
エントリー後、相場が逆行したらナンピンをします。ナンピンはマーチンではなく、定額ロットでのナンピンです。
EAの検証内容について
上記の手法をEA化してバックテストを行いました。テスト時間足は4種類、テスト通貨は13種類です。
ブローカー:XM
期間:2020.2.1~2021.2.28
売買ロット数:0.1ロット
初期証拠金:10,000㌦
通貨:全13通貨
AUDJPY、AUDUSD、CADJPY、CHFJPY、EURJPY、EURUSD、GBPJPY、
GBPUSD、NZDJPY、NZDUSD、USDCAD、USDCHF、USDJPY
時間足:5分足、15分足、30分足、1時間足
スプレッド:0.5pips
バックテストに費やした時間:約3日
EAのバックテスト結果です・・・
バックテストした結果をすべて公開は困難ですので、成績が良かったEAをご紹介します。
最も利益が良かったEAは「OkuDraIchimoku2シリーズ」でした。
「OkuDraIchimoku2シリーズ」のロジックはこちらです
買いのパターン
➊ 4時間足の雲が上昇中
➋ 4時間足の雲の厚みが〇〇pips以上
➌ 4時間足レート値が雲の上にある
➍ 4時間足レート始値と雲の乖離〇〇pips以上
➎ ドラスト買い小矢印点灯
オリジナルサインインジケーターを作成してみました。エントリーポイントでは矢印サインが点灯します。
売りのパターン
➊ 4時間足の雲が下降中
➋ 4時間足の雲の厚みが〇〇pips以上
➌ 4時間足レート値が雲の下にある
➍ 4時間足レート始値と雲の乖離〇〇pips以上
➎ ドラスト売り小矢印点灯
「OkuDraIchimoku2シリーズ」の時間足、通貨別の成績一覧です
長期足の環境認識は「4時間足の一目均衡表」を使用したものです。
テスターリポートの一部です
プロフィットファクターのベスト10位です
利益額のベスト10位です
このEAをリアルで使用するには
まずは通貨別の利益を見てみましょう。
なんと合計利益は約418,640㌦にもなります。たった1年での利益です。日本円だと約4,186万円です。
0.1ロットでのトレードですから1ロットだと10倍ですね。(あくまでタラレバの話ですが・・・)
13通貨のテストのうちGBPUSDが負けていますので、この通貨はトレード対象から除外する必要がありますね。
13通貨のうち12通貨で利益が出ており、EAとしては非常に優秀な結果といえるでしょう。
各時間足のトレードにおいて利益が出ています。
その中でも、15分足のトレードが利益が一番高くなっていますね。
5分足トレードと比較したら、15分足でのトレードは約3倍の利益が出ています。
このEAは15分足のトレードに優位性が高いと言えます。
なお、リミット設定では20pipsと40pipsのEAが調子が良い結果でした。
曜日別トレードの分析をしてみます
全13通貨の結果についてGBPUSDはマイナス利益なのでトレード対象外とします。
すべての曜日でプラスの利益となっていることが特徴です。
水曜日から金曜日が利益が大きくなっていまので、このあたりが攻めのポイントかと思います。
時間別トレードの分析をしてみます
こちらも同様にGBPUSDは除外したものです。
時間帯によっての利益の偏りはあまり無いようです。9時から11時と15時から17時が利益が大きくなっていますね。
※時間表記はXMのサーバー時間表記となります。
上記の考察はあくまで過去相場での考察になります。相場にはリズムみたいなものがあります。
同じ通貨でもリズムが変化しますので、EAで勝てる時と勝てない時があるのはそのためです。
EAを使用する時は、定期的にバックテストして内容を考察し優位性が高い通貨や時間足だけをトレードすることが需要となります。
自動売買EAのパラメーター
各種パラメーターが変更できますので、オリジナルのEA設定が作成できます。
こちらのEAは基本損切はせず、相場が逆行した場合はナンピンを行い、微益で逃げるタイプです。
もし、ナンピンがNGという方にはナンピンを停止して損切を行う手法に変更できます。
EAのパラメーターでナンピンOFF機能付きです。
パラメーターでは利確値、ナンピン値幅、ナンピン回数は自由に変更が可能です。
オリジナルサインインジケーター
裁量トレードにはサインインジケーターが活躍します。
エントリーポイントでは矢印サインが点灯します。
サインインジケーターのパラメーター設定
Mail_A・・・買いサイン発生時にメールでお知らせ
Mail_B・・・売りサイン発生時にメールでお知らせ
Alert_A・・・買いサイン発生時にアラート
Alert_B・・・売りサイン発生時にアラート
エントリーチャンスはスマホにメールが届きますので、チャートに張り付く必要はありませんね。
時間がない方はEAで、裁量派トレーダーの方はサインインジケーターでトレードを楽しむことができますね。
こちらで購入可能です
もし、ご希望の商品がない場合はメールにてご連絡ください。
taka.fx.ea2★gmail.com
★は@マークに変更してください。
※あくまで指定期間でのバックテスト結果です。
※実際のリアルトレードでは利益が出ることを保証するものではありません。