先日から行っていたフォワードテストの結果をご報告いたします。
開始1週間で約60万円の爆益でしたが、売りエントリー後にレートは一気に上昇トレンドに転換し口座が破綻となりました。
口座が破綻して非常にかっこ悪いので何もなかったように装うこともできますが、皆様のトレードの参考になればと思い、あえて公開させていただきます。
EAフォワードテストの内容
EA名:EAOkuVMDLI_3
初期投資金:100万円
使用ブローカー:XM
通貨:AUDJPY、5分足
リミットと損切:リミット10pips、損切り無しのナンピン有りです
ナンピン値幅:40pips毎の定額ナンピン
複利設定:複利1.0%
ブログで公開中のEA「EAOkuVMDLI_3シリーズ」です。
記事内容はこちらです
https://fxautotrading.jp/11236/
フォワードテストはブログ公開中のEAと設定は同じで特別な変更は無しです。
では、口座が破綻となったポイントを考察してみます。
こちらが口座破綻となったチャートです。
画像は日足チャートですが、エントリー足は5分足です。
億スキャタイムスコープは売りサイン点灯中ですので目線は「売り」でした。
そのタイムタイミングでVLMDIが70ラインを上抜けたので、売りエントリーが発動しました。
売りエントリー箇所は画像の赤丸箇所となります。
問題はそのあとのチャートの動きです。その後のレートは連続陰線が継続となりました。
そろそろ日足ベースで戻りが入っても良いものですが、10/14はさらに爆上げの状態となりました。
結果、ナンピンは設定どおりの値幅でポジションを持ったのですが、損失は膨らむ一方で口座破綻となりました。
100万円がわずか1週間で160万円まで増加して1週間で口座破綻となったわけです。
通常は爆上げでも途中戻り売りが入るものですが、今回は6日連続陽線の珍事にハマってしまったわけです。
今回の破綻で皆様にお伝えしたいことは
※FXはこのような珍事がいつ起こるかわからないことを肝に銘じる
※ナンピンは否定しませんが(むしろ推奨派)、このような珍事が起こりうることを前提にロット数は小さく、ナンピン値幅は広く設定する
※複利設定をONにする場合は小さい数値で運用する
※影響大の指標発表がある場合は、極力EAの稼働を一時停止する
なお今回のEAは両建てなしの設定でした。両建て無しですので、売りナンピン中は決済しない限り、買いエントリーは発動しないことになります。
両建てありの設定でしたら、有りのの含み損中でも買いエントリーが発動して買いで利益を積み上げることが出来、口座破綻にはならなかった可能性は
大いにあるように思いました。
フォワードテストはバックテストでは見えないポイントが発見できるので、良い学びになりました。
大事な資金ですので、皆様に同じ失敗をして欲しくない、トレードで買って夢を見てほしいので、あえて失敗トレードを公開させていただきました。
追記:過去に私のEAを購入済みの方で「両建てありEA」ご希望の方は無償バージョンを行います。メールにてご連絡ください。