『億スキャFX』と『デイトレMAX』のコラボEAを検証してみた②
過去に『億スキャFX』と『デイトレMAX』のコラボEAを検証してみました。
今回は一部ロジックを変更した改めて検証してみたいと思います。
過去の検証内容
『億スキャFX』と『デイトレMAX』のコラボEAを検証してみた①
https://fxautotrading.jp/68/
使用するインジケーターはこちら
❶ 億スキャFXマルチタイムスコープ
❷ 一目均衡表
❸ デイトレマックスのサインインジケーター
こちらの3つのインジケーターを組み合わせてEAを作成します
手法のバリエーションについて
上位足の環境認識として
億スキャFXマルチタイムスコープと一目均衡表を使用します。
エントリートリガーとして
デイトレマックスのサインインジケーターを使用します。
こちらが今回の手法バリエーションになります。
決済ルールについて
利確は5pips~40pipに設定しました。損切はありません。
その他ルールについて
同一方向へのエントリーは単発トレードです。両建ては無しです。エントリー後、相場が逆行したらナンピンをします。
ナンピンはマーチンではなく、定額ロットでのナンピンです。
EAの検証内容について
上記の手法をEA化してバックテストを行いました。テスト時間足は4種類、テスト通貨は13種類です。
ブローカー:XM
期間:2020.2.1~2021.2.28
売買ロット数:0.1ロット
初期証拠金:10,000㌦
通貨:全13通貨
AUDJPY、AUDUSD、CADJPY、CHFJPY、EURJPY、EURUSD、GBPJPY、
GBPUSD、NZDJPY、NZDUSD、USDCAD、USDCHF、USDJPY
時間足:5分足、15分足、30分足、1時間足
スプレッド:0.5pips
バックテストに費やした時間:約3日
バックテスト結果です・・・
バックテストした結果をすべて公開は困難ですので、成績が良かったEAをご紹介します。
最も利益が良かったEAは「EAOkuScaDaytre7シリーズ」でした。
買いのパターン
➊ 億スキャタイムスコープD1が赤
➋ 4時間足雲が上昇中
➌ 4時間足の雲の厚みが〇〇pips以上
➍ 4時間足レート値が雲の上にある
➎ 4時間足レート始値と雲の乖離〇〇pips以上
❻ デイトレマックスの上矢印が点灯
売りのパターン
➊ 億スキャタイムスコープD1が青
➋ 4時間足雲が下降中
➌ 4時間足の雲の厚みが〇〇pips以上
➍ 4時間足レート値が雲の下にある
➎ 4時間足レート始値と雲の乖離〇〇pips以上
❻ デイトレマックスの下矢印が点灯
時間足、通貨別の成績一覧です
上位足の環境認識は「4時間足の一目均衡表」と「億スキャタイムスコープD1」を使用したものです。
パット見わかりやすいように、PF実績でランク付けしています。
『優』PF 2.0以上⇒最もお勧めできる時間足、通貨です。
『良』PF1.5以上⇒お勧めできる時間足、通貨です。
『可』PF1.0以上⇒そこそこお勧めできる時間足、通貨です。
『不可』PF1.0未満⇒お勧めできません。使用不可の時間足、通貨です。
テスターリポートの一部です
プロフィットファクターと利益のベスト10位です
このEAをリアルで使用するには
まずは通貨別の利益を見てみましょう。
なんと合計利益は約510,982㌦にもなります。たった1年での利益です。日本円だと約5,109万円です。
0.1ロットでのトレードですから1ロットだと10倍ですね。(あくまでタラレバの話ですが・・・)
13通貨のテストのうちUSDJPYだけが負けていますので、USDJPYはトレード対象から除外する必要がありますね。
13通貨のうち12通貨で利益が出ており、EAとしては非常に優秀な結果といえるでしょう。
各通貨の利益額一覧です
GBPJPY、GBPUSDが好調です。特にGBPJPYは他の通貨を圧倒した利益額となっています。
曜日別の分析をしてみます
全13通貨の曜日別の利益一覧です。週後半の木曜、金曜が大きく利益を出しています。
概ね曜日によって偏りはないと思いますので、曜日を気にすることはなく毎日トレードを積極的にできると思います。
利益金額が最もよかったGBPUSDの曜日別の利益額です。木曜日と金曜日が大きく利益が出ています。
このあたりはロットを強気で攻めれる要素かと思います。
月曜日はほぼ利益は出ていないようですので、月曜はトレード除外してもよいと思います。
時間別の分析をしてみます
全13通貨の時間別の利益一覧です。大きな特徴や偏りは無いようです。特段エントリー時間をコントロールする必要はないかと思います。
※時間表記はXMのサーバー時間表記となります。
GBPJPYを考察してみます。
10時台が最も利益が高く優位性が高い時間のようです。あとは14時から18時までが優位な時間帯と言えます。
上記の考察はあくまで過去相場での考察になります。相場にはリズムみたいなものがあります。
同じ通貨でもリズムが変化しますので、EAで勝てる時と勝てない時があるのはそのためです。
EAを使用する時は、定期的にバックテストして内容を考察し優位性が高い通貨や時間足だけをトレードすることが需要となります。
自動売買EAのパラメーター
各種パラメーターが変更できますので、オリジナルのEA設定が作成できます。
こちらのEAは基本損切はせず、相場が逆行した場合はナンピンを行い、微益で逃げるタイプです。
もし、ナンピンがNGという方にはナンピンを停止して損切を行う手法に変更できます。
EAのパラメーターでナンピンOFF機能付きです。
パラメーターでは利確値、ナンピン値幅、ナンピン回数は自由に変更が可能です。
サインインジケーター
裁量トレードにはサインインジケーターが活躍します。
基本は条件一致でエントリーサイン表示します。この場合は早いエントリーで利益アップするメリットありますが、
ダマシの可能性もあるため、条件確定の次足で矢印サイン表示の仕様へ変更は可能です。
サインインジケーターのパラメーター設定
Mail_A・・・買いサイン発生時にメールでお知らせ
Mail_B・・・売りサイン発生時にメールでお知らせ
Alert_A・・・買いサイン発生時にアラート
Alert_B・・・売りサイン発生時にアラート
エントリーチャンスはスマホにメールが届きますので、チャートに張り付く必要はありませんね。
時間がない方はEAで、裁量派トレーダーの方はサインインジケーターでトレードを楽しむことができますね。
taka.fx.ea2★gmail.com
★は@マークに変更してください。
※実際のリアルトレードでは利益が出ることを保証するものではありません。