『億スキャFX』と『関野式エリオット波動塾』のコラボEAを検証してみた
今回は「億スキャFX」と「関野式エリオット波動塾」のコラボの自動売買EAを検証してみたいと思います。
関野式エリオット波動塾とは
エリオット波動とは1~5派で構成されたトレンドに乗った手法ですが、関野式はエリオット波動のエントリーポイントを
サインインジケーターでお知らせする手法でした。
詳しくは以前にブログで紹介しておりますので、過去記事をご参照ください。
関野式エリオット波動塾の自動売買EAで勝てるか検証してみた
https://fxautotrading.jp/33/
関野式エリオット波動塾のサインインジケーターをチャートに表示したものです。
今回の検証で使用するインジケーター
長期トレンドの環境認識としては、億スキャFXタイムスコープインジケーター2本を使用します。
エントリートリガーとしては「関野式エリオット波動塾」の「サインインジケーター」を使用します。
買いのパターン
➊ 億スキャタイムタイムスコープ2本が赤色であること
➋ 関野式エリオット波動塾の三役好転サインが点灯
この2つの条件が揃ったら買いエントリーとなります。
チャートで表示すると、こんな感じです。
売りのパターン
➊ 億スキャタイムタイムスコープ2本が青色であること
➋ 関野式エリオット波動塾の三役逆転サインが点灯
この2つの条件が揃ったら売りエントリーとなります。
決済ルール
利確は20~50pipsです。損切はありません。
その他ルール
同一方向へのエントリーは単発トレードです。両建てはありません。エントリー後、相場が逆行したらナンピンをします。
ナンピンはマーチンではなく、定額ロットでのナンピンです。
EAの検証内容について
上記の手法をEA化してバックテストを行いました。
複数のリミット値やナンピン有無など作成したEAは合計20パターン。
テストする時間足は4種類、テスト通貨は13種類です。総合計1,040通りのバックテストを行いました。
ブローカー:XM
AUDJPY、AUDUSD、CADJPY、CHFJPY、EURJPY、EURUSD、GBPJPY、
GBPUSD、NZDJPY、NZDUSD、USDCAD、USDCHF、USDJPY 時間足:5分足、15分足、30分足、1時間足 スプレッド:0.5pips バックテストに費やした時間:約5日
バックテストで好調だったEAは
複数のロジックで検証した結果、好調だったEAは「OkuSekimoErio_4シリーズ」でした。
4はロジックのパターンを表します。4の後ろの数値は利確値となります。
推奨時間足、推奨通貨別の成績一覧です
パット見わかりやすいように、PF実績でランク付けしています。
『優』PF 2.0以上⇒最もお勧めできる時間足、通貨です。
『良』PF1.5以上⇒お勧めできる時間足、通貨です。
『可』PF1.0以上⇒そこそこお勧めできる時間足、通貨です。
『不可』PF1.0未満⇒お勧めできません。使用不可の時間足、通貨です。
OkuSekimoErio_4シリーズ
プロフィットファクターのトップ10の成績です
利益額トップ10の成績です
1年間の利益金額となります。利益額の最高は$5,542でPF1.99です。複数通貨で運用することで利益はさらに大きくなります。
なお、こちらEAはナンピンを多用するため、レバレッジが25倍の国内口座ではお勧めできません。
レバレッジが大きい海外口座でのご利用をお勧めします。それがFXで長く生き残るための必須条件です。
私はXMを長年利用しています。高レバレッジで小ロットでの運用が最強の資金管理です。
XMはレバレッジは888倍ですので、資金に見合ったロット数であれば、多少の損失で口座が破綻することはありません。
万一、口座が破綻した場合は、投入した資金のみの損失となります。海外口座でしたら国内口座のように追証もありません。
国内口座で破綻した時は追証がありますので、口座破綻+追証のWパンチになります。
バックテストのテスターレポートの一部です
時間短縮のため「コントロールポイント」で実施しています。
自動売買EAのパラメーターについて
各種パラメーターが変更できますので、オリジナルのEA設定が作成できます。
こちらのEAは基本損切はせず、相場が逆行した場合はナンピンを行い、微益で逃げるタイプです。
もし、ナンピンがNGという方にはナンピンを停止して損切を行う手法に変更できます。
EAのパラメーターでナンピンOFF機能付きです。パラメーターでは利確値、ナンピン値幅、ナンピン回数は自由に変更が可能です。
サインインジケーターについて
裁量トレードにはサインインジケーターが活躍します。
条件が確定した次のレート値で矢印サインは点灯します。
矢印サインはリペイントしませんので、安心したトレードが可能となります。
Alert_B・・・売りサイン発生時にアラート
Mail_A・・・ 買いサイン発生時にメールでお知らせ
Mail_B・・・売りサイン発生時にメールでお知らせ エントリーチャンスはスマホにメールが届きますので、チャートに張り付く必要はありませんね。 時間がない方はEAで、裁量派トレーダーの方はサインインジケーターでトレードを楽しむことができますね。
※実際のリアルトレードでは利益が出ることを保証するものではありません。