関野式エリオット波動塾の自動売買EAで勝てるか検証してみた①
ブログ読者の方から「エリオット波動塾」の自動売買EAを作成してほしいとの要望をいただきましたので、EAを作成してみました。
エリオット波動とは
エリオット波動とは第1から第5の波で形成されるトレンドことを言います。
その第1波~第5波の中でもっとも大きくなるのは第3波と言われています。
今回の「関野式エリオット波動塾」では第1波~第5波の中で最も利益が大きく獲れる第3波でエントリーを行い
大きな利益を上げることが特徴となります。
注意:サインは都合よく第3波だけを教えてくれるものではありません。
サインは頻度高く出ますので、第3波の見極めは技量が必要のようです。
説明資料、説明動画が非常に多いです。これ全部見る必要があるの・・・って感じです。 中には商品とは関係ないFX初心者講座的な説明資料、動画もあるようです。 到底、すべて見る時間もありませんので、EA作成に必要なサインインジケーターのサイン通りでEAを作成することにしました。
➊ 買いの予備サインとして表示される矢印
黄色で表示され、「そろそろ買いですよ」というお知らせ的に矢印のようです。
予備サインですのでエントリーの実行サインでは無いようです。
➋ 売りの予備サインとして表示される矢印
赤色で表示され「そろそろ売りですよ」というお知らせ的に矢印のようです。
予備サインですのでエントリーの実行サインでは無いようです。
➌ 買いサインとして表示される矢印
スカイブルーで表示される上向き矢印です。こちらが「買いエントリー」のサインのようです。
マニュアルでは「第3波のエントリーポイント」らしき箇所で表示されるサインとのことです。
➌ 売りサインとして表示される矢印
ピンクで表示される下向き矢印です。
こちらが「売りエントリー」のサインのようです。
MT4チャート画面ではこのような感じで描画されます。
EAバックテストの内容です
今回はリミット、損切やナンピン有無など、合計20種類のEAを作成して複数通貨、複数時間足でバックテストを行いました。
合計20種類作成したEAの中で成績が良かったものをご紹介します。
EAその①のエントリールール
買いのケース:買いサインのスカイブルー矢印が点灯
売りのケース:売りサインのピンク矢印が点灯
その他設定:両建て無し、ナンピン有り
EA名:S_Eliot_7
その他設定:両建て無し、ナンピン有り
EAその②エントリールール
買いのケース:長期足(日足)で買いの予備サイン(黄色)が点灯中に短期エントリー足でスカイブルー矢印が点灯
売りのケース:長期足(日足)で売りの予備サイン(赤色)が点灯中に短期エントリー足でピンク矢印が点灯
EA名:S_Eliot_15
その他設定:両建て無し、ナンピン有り
EAの検証内容
ブローカー:XM
テスト期間:2019.4.1~2020.3.31
スプレッド:0.5pips
バックテストの成績です
EA名:S_Eliot_7の結果
EA名:S_Eliot_15の結果です
関野式エリオット波動塾のEAのポイント
※エリオット波動を矢印で教えてくれるので、初心者の方にはわかりやすいですね。
※今回掲載したEAは20パターンでしたが、多くのEAの最終利益はマイナスとなってしまったものが多かったですね。
ナンピン無しのEAもテストしましたが成績は悪く成績はイマイチでした。
※「S_Eliot_15」はエントリー後、相場がエントリー方向に伸びて利益が乗っているときには、リミット値をつり上げて利益をさらに伸ばす設定です。
一方、エントリー後に相場が逆行して含み損を抱えた時には、ナンピンが発動します。ナンピンはエントリー個数が多くなり、資金維持率が低下しますので
微利益を確保しつつも、手早く逃げる設定にしています。
「S_Eliot_15」は長期時間足の予備矢印サインを確認して、短期足のエントリーサインでエントリーを実行するタイプですので、だましが少なく
利益が大きく獲れる手法になっています。個人的にはこちらの方がおすすめですね。
※実際のリアルトレードでは利益が出ることを保証するものではありません。