前回はYoutubeにアップされていた『SMA2本だけを使用したスキャルピング手法』をEA化してみました。
移動平均線2本を使用したものですが、エントリートリガーとしての利用価値は十分にありだと思うのですが、
成績はまったくダメでした。
その理由は長期足の環境認識が手法にないことが最大の理由だと思います。
そこで、今回は環境認識として”億スキャFX”を追加して再検証してみたいと思います。
参考:前回の内容はこちらです。
Youtubeトレード手法検証『SMA2本だけを使用したスキャルピング手法』
をEAで検証してみた』
https://fxautotrading.jp/95/
使用するインジケーター
環境認識は「買い目線」or「売り目線」の判断としては億スキャFXタイムスコープインジケーターを使用します。
タイムスコープは1H、4H、D1の3種類があります。
1HからD1の単独でのEAや、1Hと4Hの組み合わせなど、いくつかのバリエーションでテストしてみました。
エントリートリガーとしては 『SMA2本だけを使用したスキャルピング手法』を使用します。
買いのパターン
①億スキャマルチタイムスコープが赤色であること(複数パターンを検証)
②雲が上昇中であること(雲の有り無しも検証)
③5SMAが21SMAより上にあること
④5SMAと21SMAは上昇中であること
⑤現在のローソク始値は5SMAの下、21SMAの上にあること
⑥現在のローソク足が5SMAを下から上に抜けた
売りのパターン
①億スキャマルチタイムスコープが青色であること(複数パターンを検証)
②雲が下降中であること(雲の有り無しも検証)
③5SMAが21SMAより下にあること
④5SMAと21SMAは下降中であること
⑤現在のローソク始値は5SMAの上、21SMAの下にあること
⑥現在のローソク足が5SMAを上から下に抜けた
この条件が揃ったら、売りのエントリーとなります。
チャートで表すとこのような感じになります。
決済ルール
動画のルール通りに利確は5pipsに設定しました。損切は無しにしています。
その他ルール
同一方向へのエントリーは単発トレードです。両建てはありません。
エントリー後、相場が逆行したらナンピンをします。ナンピンはマーチンではなく、定額ロットでのナンピンです。
EAの検証内容です
上記の手法をEA化してバックテストを行いました。
複数のリミット値やナンピン有無など作成したEAは合計10パターンです。
テスト時間足は4種類、テスト通貨は13種類です。総合計520通りのバックテストを行いました。
ブローカー:XM
ロット初期証拠金:10,000㌦
AUDJPY、AUDUSD、CADJPY、CHFJPY、EURJPY、EURUSD、GBPJPY、GBPUSD、NZDJPY、
NZDUSD、USDCAD、USDCHF、USDJPY時間足:5分足、15分足、30分足、1時間足
スプレッド:0.5pips
好調だったEAは
億スキャマルチタイムスコープの1H、4H、D1の組み合わせ検証はH4と雲を使用したEAが最も結果が良かったです。
好調だったEAは『EAFXChanneru2SMA5_5』となります。推奨時間足、推奨通貨別の成績一覧です。
前回検証した手法だけのEAより格段に成績はアップしています。
『良』PF1.5以上⇒お勧めできる時間足、通貨です。
『可』PF1.0以上⇒そこそこお勧めできる時間足、通貨です。
『不可』PF1.0未満⇒お勧めできません。使用不可の時間足、通貨です。
プロフィットファクタートップ10位のEAです
レバレッジが大きい海外口座でのご利用をお勧めします。それがFXで長く生き残るための必須条件です。
私はXMを長年利用しています。”高レバで小ロット”運用が最強の資金管理です。
万一、口座が破綻した場合は、投入した資金のみの損失となります。海外口座でしたら国内口座のように追証もありません。
国内口座で破綻した時は追証がありますので、口座破綻+追証のWパンチになります。
バックテスト結果
時間短縮のため「コントロールポイント」で実施しています。
こちらのEAは基本損切はせず、相場が逆行した場合はナンピンを行い、微益で逃げるタイプです。
もし、ナンピンがNGという方にはナンピンを停止して損切を行う手法に変更できます。EAのパラメーターでナンピンOFF機能付きです。
パラメーターでは利確値、ナンピン値幅、ナンピン回数は自由に変更が可能です。
EAバックテスト風景はこちらです。
サインインジケーター
裁量トレードにはサインインジケーターが活躍します。
こちらのインジケーターはローソク現在足の条件で矢印サインは点灯します。
現在足でサイン点灯後にエントリー条件が変わり、条件を満たしていない場合は矢印サインは点灯したままになります。
例:買いの場合は
ローソク現在足が5SMAを下から上に抜けたら矢印サイン点灯します。
その後、ローソク足はいったん5SMAを上抜けしたが、ローソク足確定時には5SMAの下で終わってしまった場合は矢印サインは点灯のままです。
一応、Youtube動画の手法を元に作成しています。
サインインジケーターのパラメーター設定
移動平均線、雲のパラメーターが変更できます。
Mail_A・・・買いサイン発生時にメールでお知らせ
Mail_B・・・売りサイン発生時にメールでお知らせ
Alert_A・・・買いサイン発生時にアラート
Alert_B・・・売りサイン発生時にアラート
エントリーチャンスはスマホにメールが届きますので、チャートに張り付く必要はありませんね。
時間がない方はEAで、裁量派トレーダーの方はサインインジケーターでトレードを楽しむことができますね。
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※実際のリアルトレードでは利益が出ることを保証するものではありません。