ボックス相場とは
FXや株式市場においてレンジ状態でレートが上下動を繰り返している状態、
横ばいとなっている局面をボックス相場と言います。
レート値がボックス相場からブレイクしたら、レート値は一気に加速するといわれています。
いわゆるブレイクアウト手法です。もちろんダマシもありますので勝率は100%ではありません。
そのため実際のところ、どうなのかをEAを作成して多通貨、多時間足で検証してみることにしました。
たまたまネットを散策していたら、ブレイクアウトに適したインジケーターがありました。
ブレイクアウト時に矢印サインが表示されるこちらのインジケーターを使用して検証してみます。
こちらのインジケーターはただ矢印サインが出るだけではなく、タイムフレームに対応している点が素晴らしいです。
15分足チャートに1時間足など別の時間足ブレイクアウトを表示させることができる優れものです。
ボックスの定義は不明ですが、なかなか的確にボックス相場を捕らえているように思います。
検証に使用したボックス専用インジケーター「DarvasBoxes mtf.mq4」
ダウンロードはこちらから
https://forex-station.com/app.php/attach/file/3308091
パラメーターのTimeFrameを変更すると、他の時間足をBOXを表示することができます。
TimeFrameは1分足から月足まで幅広く選択できます。
EAの検証内容
ブローカー：XM
テスト期間：2019.4.1～2020.3.31
初期証拠金：10,000㌦
売買ロット数：0.1ロット
テスト通貨：全14通貨
AUDCAD、AUDJPY、AUDUSD、CADJPY、CHFJPY、EURJPY、EURUSD、
GBPJPY、GBPUSD、NZDUSD、USDCAD、USDCHF、USDJPY
テスト時間足：5分、15分、30分、1時間の4つの時間足
スプレッド：5
使用インジケーター：『DarvasBoxes mtf.mq4』
バックテスト所有時間：約2日
検証した結果、好調だったEA
EAのバックテストには、複数のリミット、ストップ値、マーチン有り無し、ナンピン有り無しなど多数パターンをテストしました。
その中で成績が好調だったEAがありましたので掲載しておきます。
EA名：DarvasBoxes_6
推奨時間足：5分足～1時間足
推奨通貨：AUDCAD、AUDJPY、AUDUSD、CADJPY、CHFJPY、EURJPY、
EURUSD、NZDUSD、USDCAD、USDCHF、USDJPY
その他設定：ポジションは1つまで、両建て無し、ナンピン有り、リミット変更有り
※リミット変更は含み益が発生している時にリミット値を変更し利益を伸ばす設定です。
DarvasBoxes_6のバックテストの成績
バックテストの期間は2020.3.31までです。
コロナショックの荒れた相場でもキッチリと利益を積み上げています。
自動売買EAのパラメーター
エントリー後のリミット、ストップは自由に変更できます。エントリー後に相場が逆行した場合にはナンピンが発動します。
ナンピン回数やナンピン値幅、ナンピン時のリミット、ストップも自由に設定できます。
検証に使用したインジケーター『DarvasBoxes mtf.mq4』のタイムフレーム値もこちらのEAで変更可能です。
検証した結果、インジケーターのタイムフレームは1時間の設定がトレード回数も比較的多く、利益を稼ぐことができました。
タイムフレームが4時間以上の長期足に設定した場合はトレード回数は少なくなりますね。
ブレイクアウト手法には賛否両論ありますが、設定次第では利益が獲れることも十分にあるとの結果となりました。
taka.fx.ea2★gmail.com
★は＠マークに変更してください。
※実際のリアルトレードでは利益が出ることを保証するものではありません。
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