リンダ・ブラッドフォード・ラシュキのMACD手法で利益率300%!FX自動売買で勝つための秘訣とは

あなたは相場で「本当に勝てる手法」を探し続けていませんか?多くのトレーダーが様々な手法を試しても、なかなか安定した利益を出せずに悩んでいます。実は、プロトレーダーの手法をそのまま真似るだけでは勝てないことが多いのです。今回は伝説のトレーダー、リンダ・ブラッドフォード・ラシュキ氏が提唱するMACD手法を徹底検証しました。単純にMACD手法だけでは勝てなかった理由と、それを劇的に改善した「環境認識」の重要性について解説します。1年間のバックテストで利益率300%を達成した驚きの結果をぜひご覧ください。

 

 

リンダ・ブラッドフォード・ラシュキとは?伝説のトレーダーの素顔

リンダ・ブラッドフォード・ラシュキ(Linda Bradford Raschke)は、現代の市場で最も尊敬されるトレーダーの一人です。彼女の経歴と実績を知ることで、彼女が開発した手法の信頼性についても理解が深まるでしょう。

 

プロフェッショナルトレーダーへの道のり

リンダ・ブラッドフォード・ラシュキは、テキサス大学オースティン校で化学工学の学士号を取得後、最初は石油業界でキャリアをスタートさせました。しかし、1981年に彼女の人生は大きく変わります。トレーディングの世界に足を踏み入れ、特に先物取引の分野で目覚ましい成功を収めたのです。

彼女は独自のトレーディング戦略を数多く開発しました。その中でも特に有名なのが、『Street Smarts: High Probability Short-Term Trading Strategies』という書籍で詳細に解説されている手法です。また、ジャック・シュワッガーによる『新マーケットの魔術師』(原題: “The New Market Wizards”)にも登場し、彼女のトレーディングアプローチと成功の秘訣について詳しく語られています。

参考:『新マーケットの魔術師『魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門―ウィザードが語る必勝テクニック基礎から応用まで (ウィザードブックシリーズ) (ウィザードブックシリーズ 1)』

 

MACDに対する独自のアプローチ

リンダ・ラシュキのトレード哲学の中心には、シンプルながらも効果的なテクニカル指標の活用があります。特に彼女はMACDを独自の方法で解釈し、短期トレードにおける強力なツールとして活用しました。

彼女のMACD手法の特徴は以下のとおりです:

  1. パラメーターのカスタマイズ:標準的なMACD設定ではなく、より短期間に調整されたパラメーターを使用
    • 短期移動平均線:3期間
    • 長期移動平均線:10期間
    • シグナルライン:16期間
  2. クロスオーバーの解釈:一般的なMACDクロスだけでなく、ゼロラインとの関係も重視
  3. ダイバージェンスの活用:価格とMACDの乖離を見つけ出し、反転のタイミングを捉える

これらの要素を組み合わせることで、彼女は市場の短期的な動きを効果的に捉えることができました。しかし、この手法はただ単にMACDのシグナルに従うだけではなく、市場環境の理解と適切な判断が求められる点に注意が必要です。

 

MT4搭載の標準MACD


今回使用するMACD

 

 

 

MACD手法の検証結果:単純適用では勝てない理由

リンダ・ラシュキのMACD手法に関する理論的背景を理解したところで、実際にこの手法をEA(Expert Advisor)化して検証した結果を見ていきましょう。結果は驚くべきものでした。

 

 

バックテスト条件の詳細説明

今回のバックテストでは、複数のEAバージョンを作成して検証しました。具体的には:

  • No1のEA:環境認識がない純粋なリンダ・ブラッドフォード・ラシュキのMACD手法
  • No2以降のEA:長期足の環境認識を様々な方法で組み合わせた複数バージョン(合計13ロジック)

バックテストは以下の詳細な条件で実施しました:

 

 

 

 

時間足による検証

各EAを4つの異なる時間足でテストし、時間足による性能の違いを徹底比較:

  • 5分足:短期の価格変動に対する反応性を検証
  • 15分足:中短期の価格動向における有効性をテスト
  • 30分足:中期トレンドでの性能を確認
  • 1時間足:より長期的な視点での戦略の安定性を評価

 

通貨ペアと期間

  • 対象通貨:XAUUSD(ゴールド)のみに特化
    • ゴールドは値動きが大きく、明確なトレンドが形成されやすい特性があるため選択
  • テスト期間:2023年11月1日~2024年11月1日(正確に1年間)
    • この期間には様々な市場環境(トレンド相場、レンジ相場、ボラティリティの高低)が含まれており、戦略の堅牢性を十分に検証できる

 

トレード条件

  • ブローカー:EXNESS、プロ口座
    • 実際の市場環境に近い条件でテスト
    • スプレッドやスリッページも現実的な数値で計算
  • 売買ロット数:0.1ロット開始
    • 0.1ロットから開始し複利運用で利益をアップさせる
  • 初期証拠金:10,000ドル
    • 一般的な個人トレーダーが用意できる金額として設定

 

リスク管理とトレード戦略の詳細

  • 損切りなし:ポジションに対する固定の損切り設定はなし
    • リンダ・ラシュキの手法では、逆シグナルが出た時点で決済する手法を重視
  • ナンピンあり:不利な方向に動いた場合、追加ポジションを取る戦略を導入
    • 価格が一定間隔で逆行した場合、定められたルールに基づいて追加エントリー
    • 平均取得価格を調整することで、小さな反転でも利益確定可能に
  • 両建てあり:買いと売りのポジションを同時に持つことを許可
    • 市場の方向性が不明確な場合にもリスクを抑えながらトレードを継続
    • 状況に応じて片方のポジションを先に決済することで利益を確保
  • 複利あり:獲得した利益を資金に加算し、次のトレードでのロットサイズに反映
    • パラメーターで複利モードのON/OFF切り替えが可能
    • 勝率の高いシステムでは複利効果により長期的に大きな資産増加が期待できる

 

バックテストの信頼性

  • 全ティックデータを使用:価格の細かな動きまで再現した高精度なシミュレーション
  • モデリング品質:99.9%(最高レベル)
    • この数値はバックテスト結果の信頼性を示す重要な指標
    • 99.9%という数値は、シミュレーションが実際の市場環境をほぼ完全に再現できていることを意味する

これらの詳細な条件設定により、単純なMACD手法と環境認識を加えた改良版の性能差を正確に比較することができました。また、各種時間足での検証により、このシステムに最適な運用条件を特定することができています。

 

単純適用の驚くべき結果

まず最初に検証したのは、環境認識なしの単純なMACD手法(No1のEA)です。その結果は予想通りとはいえ、かなり厳しいものでした。

MACD単体での結果(No1 EA)

  • 5分足:大幅な損失
  • 15分足:損失
  • 30分足:損失
  • 1時間足:若干の損失

この結果から明らかになったのは、単にMACD手法をそのまま機械的に適用するだけでは、安定した利益を上げることは困難だということです。これはプロトレーダーの手法をEA化する際によく起こる現象です。

 

 

なぜなら、プロトレーダーは実際のトレードにおいて:

  1. 市場の全体的な環境や流れを認識している
  2. 状況に応じて微妙な裁量判断を加えている
  3. リスク管理を柔軟に調整している

という要素があり、これらが単純なルールベースのEAには反映されにくいからです。

特に時間足が短いほど(5分足など)、成績が悪化する傾向が見られました。これは短時間足におけるノイズ(無意味な価格変動)が多く、MACDだけでは本当のトレンドを捉えきれないためと考えられます。

 

環境認識を加えた改良版:驚異の利益率を実現

初めの検証結果を踏まえ、リンダ・ラシュキのMACD手法に「環境認識」という重要な要素を加えた改良版EAを複数作成して検証しました。その中から特に優れた成績を収めたEAについて詳しく見ていきましょう。

 

長期足トレンド認識の重要性

合計13種類のロジックでバックテストを行った結果、「EA_Linda_MACD04」が最も優れた成績を収めました。このEAの特徴は、リンダのMACD手法に加えて、「フライングドラゴンインジケーター」による日足の環境認識を組み合わせている点です。

 

EA_Linda_MACD04の成績

  • 15分足:大幅な利益(エントリー回数も多く、活発なトレード)
  • 30分足:安定した利益
  • 1時間足:良好な利益

特に注目すべきは、どの時間足でも安定して利益を出していることです。これはロジックの堅牢性を示しています。

 

 

 

フライングドラゴンインジケーターの効果

EA_Linda_MACD04で使用されている「フライングドラゴンインジケーター」は、日足チャートでトレンドの方向性と強さを判断するために使用されています。このインジケーターは他のEAでも優れた成績を出している実績があります。

フライングドラゴンインジケーターは以下の特徴を持ちます:

  • トレンドの方向を明確に示す
  • 相場の強弱を数値化
  • ノイズに強く、本質的なトレンドを捉える

これにより、MACDが生成するシグナルのうち、長期トレンドに沿ったものだけを選別してエントリーすることが可能になりました。結果として、無駄なエントリーを減らし、勝率と利益率を大幅に向上させることに成功しています。

 

フライングドラゴンインジケーター

 

 

詳細なバックテスト結果

EA_Linda_MACD04の15分足での1年間のバックテスト結果は特に印象的でした:

  • 初期資金:10,000ドル
  • 最終資金:約46,000ドル
  • 利益率:約300%
  • 最大ドローダウン:35.3%
  • プロフィットファクター:2.44

このバックテストは全ティックでモデリング品質99.9%と高い信頼性を持つものです。特筆すべきは、300%という高い利益率にも関わらず、最大ドローダウンは比較的低く抑えられている点です。これは資金管理の観点からも優れたシステムと言えるでしょう。

バックテストは全ティックでモデリング品質99.9%と信頼度は高いものとなります

 

 

 

 

 

実践的な活用方法:EA_Linda_MACD04を使いこなす

このセクションでは、EA_Linda_MACD04の実際の使い方と設定方法について詳しく解説します。自動売買だけでなく、裁量トレードへの応用も可能なので、あなたのトレードスタイルに合わせて活用できます。

 

複利運用モードの効果

EA_Linda_MACD04には「複利モード」が搭載されており、パラメーターで簡単にON/OFFを切り替えることができます。複利運用を行うことで、資金の成長カーブは指数関数的に上昇する可能性があります。

バックテストでは、複利モードをONにした場合の方が最終的な利益が大きくなる傾向が見られました。ただし、リスクも比例して大きくなる点には注意が必要です。

トレーダーの資金量やリスク許容度に応じて、複利モードの使用を検討するとよいでしょう。初心者の場合は、まずは複利OFFでの運用から始めることをお勧めします。

複利パラメーター設定画面

MM:tureが複利あり、falseが複利なしです。

Risk:数値で好みの設定が可能。

「複利」の考え方については別の記事で書いていますので、そちらをご覧ください。

 

 

エントリーロジックとシグナル判断

EA_Linda_MACD04のエントリーロジックは以下のとおりです:

買いエントリー条件

  1. フライングドラゴンインジケーター(日足)が上昇トレンドを示している
  2. MACDのメインラインがシグナルラインを下から上に突き抜ける
  3. MACDの値が上昇トレンドにある

売りエントリー条件

  1. フライングドラゴンインジケーター(日足)が下降トレンドを示している
  2. MACDのメインラインがシグナルラインを上から下に突き抜ける
  3. MACDの値が下降トレンドにある

これらの条件が揃った時に、チャート上に視覚的なシグナル(矢印)が表示されます。EAは自動的にこのシグナルに従ってエントリーしますが、裁量トレード用のサインインジケーターも用意されているので、手動でのトレードも可能です。

 

 

 

 

 

 

 

裁量トレードのためのサインインジケーター

EA_Linda_MACD04には、裁量トレード用のサインインジケーターが付属しています。このインジケーターには以下の機能があります:

  • エントリーチャンスでの視覚的な矢印表示
  • アラート機能
  • メール配信機能

これにより、外出先のスマートフォンでもエントリーチャンスを受け取ることができるため、裁量トレーダーにとっても非常に便利なツールとなっています。

 

サインインジケーターのパラメーター

 

 

 

 

サインインジケーターでは、MACDの各パラメーターを自由に変更することができます:

  • 短期移動平均線:3期間(デフォルト)
  • 長期移動平均線:10期間(デフォルト)
  • シグナルライン:16期間(デフォルト)

あなたの好みや相場環境に合わせて調整することで、より最適化されたシグナルを得ることができるでしょう。

 

※あくまで指定期間でのバックテスト結果であり、実際のリアルトレードでは利益が出ることを保証するものではありません。

 

このEAご希望の場合はこちらで購入可能です

 

 

もし、ご希望の商品アップ見当たらない場合はメールにてご連絡ください。

taka.fx.ea2★gmail.com
★は@マークに変更してください。

 

 

 

 

 

 

 

By taka

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